自宅でのピラティス教室開業を検討する中で、「オンラインでの開業も魅力的かも」と迷っている方に向け、オンラインピラティス開業のメリットや注意点、必要な準備、費用の目安を解説します。近年、オンラインピラティスの需要は高まっており、開業を考える人が増えている背景があります。ぜひ参考にしてください。
オンライン開業の最大の魅力は、初期費用などのコストを抑えられることです。また、生徒の居住地に関係なく、場所を問わずレッスンを提供できる点も大きなメリットです。時間や場所に制約のある幅広い生徒に対して柔軟に対応できるため、自宅で教室を開くよりも広い範囲の顧客層にアプローチすることが可能です。コスト面と集客範囲の両方で有利に事業を展開できます。
一方で、オンラインならではの注意点も存在します。画面越しのコミュニケーションとなるため、直接的な指導ができず、生徒のフォーム確認が限定的になってしまう点がデメリットです。細かい身体の使い方の修正が難しいため、的確な言葉での指示が求められます。また、実店舗がない分、認知されにくい側面があり、SNSや広告などを活用した集客には工夫が必要不可欠です。
オンラインピラティスの提供形式は、主にライブレッスン型とビデオレッスン型の2種類です。ライブレッスン型はZoom等のツールを用いてリアルタイムで指導を行う形式であり、ビデオレッスン型はあらかじめ録画した動画を生徒にいつでも視聴してもらう形式です。
オンラインでの指導は、基本的にマットピラティスが主となります。オンラインの特性上、生徒側に専用の環境や設備がないことが多く、フォームの確認も限定的になるため、マシンピラティスを行うのは現実的ではありません。マット一枚で完結する指導法を組み立てることが必須です。
オンラインピラティス開業は、実店舗を持つ場合と比べて初期費用がほとんどかからないのが特徴です。しかし、品質を求める場合は配信環境の整備に費用が発生します。具体的には、しっかりとした高画質のビデオカメラやマイクなどを揃える場合、10万〜20万円程度の費用がかかります。
参照元:会費ペイ|ピラティススタジオの開業に必要な準備や資金、手続きについて徹底解説(https://kaihipay.jp/blog/parataxis/)
まずは、ターゲット層を決めます。「初心者向け」など、顧客のニーズに応じた具体的なプログラムを設定することが大切です。また、受講者が利用しやすいように料金体系を工夫します。月額制や回数券制など、複数の料金プランを用意することで、生徒が受講しやすくなります。
次に、映像や音声の途切れを防ぐため、安定した通信環境と高画質なカメラ、マイクを用意してレッスン環境を構築します。あわせて、クレジットカードや電子マネーなど、生徒にとって利便性の高い決済方法を導入することも、スムーズな運営に欠かせない重要な手順です。
個人事業としてオンラインピラティスを始める場合は、税務署へ開業届を提出します。原則として、事業開始から1ヵ月以内に提出する必要があります。開業届を提出することで、節税効果の高い「青色申告」を利用できるようになるなどのメリットがあります。なお、青色申告を行うには開業届のほか、「青色申告承認申請書」を所轄税務署へ期限内(原則として開業日から2ヶ月以内、またはその年の3月15日まで)に提出する必要があります。
参照元:国税庁|A1-8 所得税の青色申告承認申請手続(https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm)
オンラインピラティスで顧客を獲得し継続してもらうためには、InstagramやYouTubeなどのSNSを活用した魅力の発信が重要です。まずは無料体験レッスンを実施して集客を行いましょう。そして、一人ひとりのニーズに応える質の高いレッスンを提供することが、受講者との信頼関係を築く成功の鍵となります。
オンラインピラティスは、初期費用を抑えつつ場所を問わず開業できる点が大きな魅力です。一方で、配信環境の整備やマット主体の指導といった独自の準備も求められます。事前にサービス内容の設定や環境整備、集客の準備をしっかりと行い、ぜひ自分らしいオンラインピラティス教室の開業を目指してください。



※選定条件:2024年4月20日現在、Googleにて「ピラティスマシン」で検索し、公式サイトが表示される上位11社をピックアップ。その中で、以下の特徴を持つ3社を紹介します。
・lulubalance…マシンピラティスの主要マシン「リフォーマー」の価格が、開業・導入に必要な備品が6つ付いても最も安いため(247,500円(税込)※リフォーマー単品の価格)
・ピラティスマシンFactory…最も納品スピードが早いため(入金後約1週間)
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