マシンピラティスのリフォーマーに取り付けられる器具であるピラティスジャンプボードの、特徴やトレーニングでの使い方など情報をまとめています。
ピラティスジャンプボードは、リフォーマーというピラティスマシンにオプション的に取り付ける板状のアタッチメントです。通常リフォーマーではフットバーに足を掛けてスライドさせるトレーニングが中心ですが、ジャンプボードを取り付けることで安定した足場ができるので、身体全体を反動で上下させる動作が可能になります。
取り付けはリフォーマーのフットバーを取り外し、付属のロックピンでジャンプボードを所定の位置に固定するだけ。初心者でも短時間でセッティングできる手軽さが魅力です。
自宅用モデルは比較的軽量かつコンパクトな設計の製品が多いのが特徴。保管や持ち運びがしやすい、設置もワンタッチで済むなどのメリットがあります。スタジオ用製品は耐久性や安全性を重視し、厚みのあるパッドや重めのフレームを採用しているケースが多くみられます。スタジオで導入を考えているなら、多くの人が利用することを考え、耐久性の高いスタジオ用の製品を選ぶ方が無難といえるでしょう。
ジャンプボードを使ったエクササイズでは、上下運動に伴う震動が関節や骨格に適度な刺激を与えます。関節から足首にかけてのラインが整えられやすくなるのがメリットで、正しいアライメントを身体に覚え込ませることで猫背やO脚、X脚の予防・改善にも役立つでしょう。反動を利用することで関節への衝撃は抑えられ、負担を感じずに骨格の整列をサポートすることもできます。
下半身を中心とした筋肉を大きく動かせられるので、全身の代謝を高めやすいというメリットがあります。ジャンプ動作による心拍数の上昇と、リフォーマーのスプリング抵抗を利用した引き戻し動作が組み合わさることで、持久力向上や脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
その他、ジャンプ中に両脚を揃えた状態で身体を浮かせるので、負荷が体幹(コア)に常時かかります。浅層・深層の腹筋群や背筋群を同時に鍛え、ウエストラインの引き締めにも期待できるでしょう。
ジャンプボードを選ぶ際は、まずご自身のリフォーマーのフットバー幅に合ったサイズを確認してください。購入前にメジャーで計測しておくとよいでしょう。素材は滑り止め性に優れた合成ゴムやPVCなど使われていることがあり、素材によって厚みやクッション性にも差がある点にも注意。
また、耐荷重はメーカーによって異なりますが、200~300キロ前後を目安にするとほとんどの利用者に対応可能です。トレーニングによる安定感を重視するなら厚手でクッション性の高いモデル、軽量で持ち運びやすさを優先するなら薄型モデルを選ぶとよいでしょう。
ピラティスジャンプボードの価格帯は、海外ブランドの輸入品であればおおむね2万円台後半から5万円前後、日本国内ブランド製であれば3万円台からとなるケースが多いようです。
なるべく購入にかかる費用を抑えたい場合、目安金額を比較し安い製品を選ぶと良いでしょう。価格よりも機能性を重視したい場合、まず外せない機能や素材について確認しておくと選びやすくなります。
※選定条件:2025年7月30日現在、Pilafit掲載のピラティスマシンメーカーを調査し、公式サイトでジャンプボードを取り扱っているメーカーをピックアップ。
画像引用元:楽天https://item.rakuten.co.jp/mjdiva/di-z3m06001/
ダイエット・しなやかなボディ・女性らしい身体をメイクする折り畳み式ピラティスマシーンが登場です。プライベートレッスンやホームトレーニング、スタジオレッスンにおススメです。
画像引用元:ビューティーガレージ公式HPhttps://www.beautygarage.jp/p/232532
厳選されたハイグレードな素材を使用した、MADE BY JAPAN QUALITYのオリジナルマシン。“ピラティスに新たなスタンダードを”をブランドコンセプトに掲げ、高品質×万全なトータルサポートを実現しました。
画像引用元:イントゥピラティス公式HPhttps://be-ideal-pilates.com/
日本で唯一のintoPILATES社正規パートナーが最高品質のピラティスマシンをお届けします。
画像引用元:ジムガレージ公式HPhttps://www.gymgarage.jp/category-67/category-112/pivotlimtypes/
無駄を省いたシンプルさを追求したLIM(リム)リフォーマーのスタンダードタイプ。スプリングステーションとキャリッジストッパーが一体で可動する全く新しいシステムを採用しています。
リフォーマーに装着して使用することはもちろん、腹部筋肉と下肢筋力を強化するジャンピングボードです。
画像引用元:ルルバランス公式HPhttps://shop.lulubalance.com/products/lu-ac002?_pos=1&_sid=fc7aadef0&_ss=r
コストパフォーマンスは勿論、性能・汎用性・安全性にこだわり、使用する方に喜んで頂けるマシンピラティス体験を提供します。
画像引用元:レコルテ公式HPhttps://pilates-machine.com/products/product1.html
「ピラティスリフォーマー」は、それぞれの体力や状態に合わせ、さまざまなエクササイズを行えることが特徴です。足元についているバネを伸ばしたり縮めたりすることで、寝た体勢でも、能動的にトレーニングが行えます。
画像引用元:アライン・ピラティス公式HPhttps://align-pilates.jp/products/pilates-accessories/reformer-accessories/c-f-h-series-jump-board/
プライオメトリックエクササイズを行うためのしっかりとした安定したプラットフォームを提供し、ピラティスリフォーマーで最も人気のあるアクセサリーのひとつです。
画像引用元:ピークピラティス公式HPhttps://hirotec.biz/products/peakpilates/products/images/history_pdt3_12.jpg
木製の土台を使用したジャンプボード。エクササイズ中のバランスをサポートし、可動域を広げるエクササイズを補助します。



※選定条件:2024年4月20日現在、Googleにて「ピラティスマシン」で検索し、公式サイトが表示される上位11社をピックアップ。その中で、以下の特徴を持つ3社を紹介します。
・lulubalance…マシンピラティスの主要マシン「リフォーマー」の価格が、開業・導入に必要な備品が6つ付いても最も安いため(247,500円(税込)※リフォーマー単品の価格)
・ピラティスマシンFactory…最も納品スピードが早いため(入金後約1週間)
・Flight Pilates…カラーが選べる箇所と、組み合わせの数が最も多いため(192通り)