ピラティスリフォーマーの値段は、20万円台~100万円台まで幅広いのが特徴です。マシンの選定時には、値段のほか品質や汎用性、メーカー評価など、さまざまなポイントをチェックすることが大切です。
ピラティスリフォーマーの平均価格は、約45万円。メーカーや販売会社によって価格の幅が広く、23万円程度のリフォーマーもあれば、100万円程度のリフォーマーもあります。
ピラティスリフォーマーを購入する際に、最も重視したいのが品質です。ピラティスリフォーマーの価格の幅は広いものの、値段が高いほど品質が良い・値段が低いほど品質が悪いというわけではありません。
チェックするべきは、材質に合った製造方法を採用しているかどうかです。
ピラティスリフォーマーの本体には、木材や鉄、アルミニウムなどが使われています。各メーカーや種類によって材質が異なりますが、材質に合った製造方法を採用しなければ強度や安全性に不安が残るでしょう。
また、パーツの材質もチェックすべきポイントです。スプリングやレールなどの材質のほか、動作性も確認しておきましょう。
ピラティスリフォーマーには、国内製や海外製のメーカーがあります。それぞれに特徴がありますが、値段の観点でいえば「国外メーカーのマシンは輸入に関する費用がかかる」ことに注意が必要。たとえば、関税や国内輸送にかかる費用などが必要です。また、為替の影響なども考えられます。
なお、国外メーカーのピラティスリフォーマーを購入する場合、輸入に関する手続きも必要です。手続きを代行するサービスもあるため、必要に応じて利用しましょう。
「どのピラティスリフォーマーを購入するべきか?」と迷った際、汎用性の高さで比較してみると良いでしょう。
たとえば、タワーを組み合わせられるピラティスリフォーマーなら、多彩なワークが可能になります。また、スプリングの強さを調節できる・アタッチメントを追加できるといったマシンなら、クライアントのレベルに応じたメニューを提供できるでしょう。
ピラティスリフォーマーを選ぶ際は、値段や品質だけではなく、汎用性の高いマシンを選ぶことをおすすめします。
ピラティスリフォーマーのメーカーでは、購入後のサポートも提供していることがほとんど。メーカーやマシンによってサポート内容が異なり、1年~3年程度の保証期間が設けられています。
保証期間内であれば不具合時の無償修理やパーツ交換を受けられるため、アフターサポートの内容と期間をチェックしておきましょう。
なお、国内メーカーの場合は出張修理に対応してくれる可能性が高いものの、国外メーカーでは必要な部品の取り寄せや自身でのメンテナンスが必要になることが多いようです。
ピラティスリフォーマーの性能や安全性は、スタジオの顧客満足度大きく関係します。もしもマシンでお客様がケガをするようなことがあれば、信頼を失います。さらに、補償問題に発展することもあるでしょう。
そのため、信頼できるメーカーのマシンを導入することが大切。メーカーのサイトやカタログをチェックすることはもちろん、口コミなどによるメーカー評価も参考にしましょう。
ピラティスの導入・開業でおすすめの
ピラティスマシンメーカー3選
ここでは、当サイトがおすすめするピラティスマシンメーカー3社のリフォーマーの値段をご紹介します。各製品の特徴も紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
※選定条件:2024年4月20日現在、Googleにて「ピラティスマシン」で検索し、公式サイトが表示される上位11社をピックアップ。その中で、以下の特徴を持つ3社を紹介します。
・lulubalance…マシンピラティスの主要マシン「リフォーマー」の価格が、開業・導入に必要な備品が6つ付いても最も安いため(247,500円(税込)※リフォーマー単品の価格)
・ピラティスマシンFactory…最も納品スピードが早いため(入金後約1週間)
・Flight Pilates…カラーが選べる箇所と、組み合わせの数が最も多いため(192通り)
メープルフレームを採用したマシンは、本体重量80kg、折り畳み式なら65kgと軽量です。3年間の保証がつくため、安心して使用できるでしょう。また、lulubalanceでは、メープルフレームのほかオークフレームもラインアップ。
さらに、lulubalanceではリフォーマー開業セットも用意しています。メープルフレームの折り畳み式マシンに、ボックスやジャンプボード、フットボード、リング、ダブルループストラップ、ハンドルストラップも付くお得なセット。オークフレームのセットもあります。
ピラティススタジオ開業に必要なアイテムを低価格で揃えることができるのは、嬉しいポイントですね。
新潟の工場にてベテランの職人が制作した、国産のピラティスリフォーマー。品質とデザイン性にこだわっており、フレームにタモの無垢材を使用。内装やインテリアに自然と溶け込むデザインが魅力的です。
また、マシンの金物は新潟県燕三条を中心とした工場にて制作。キャリッジレールにアルマイト加工を施すことで、キャリッジの動作性を高めています。
さらに、4種類の強度のスプリングと2段階調整が可能なフックがあるため、さまざまな体格や体力の人が使用できます。
腕力の少ない女性でも扱いやすい折り畳み式のリフォーマーです。折り畳む際にガタンという音がせず、スムーズに動かせるのが魅力。
また、丸みを帯びたデザインもFlight Pilatesの特徴。カラーバリエーションも豊富で、本体カバーは8色、レザー部分は12色から選べます。
さらに、メンテナンス性も抜群。キャリッジカバーやフットバー・ストラップカバーは取り外すことができます。
3種類の強度のスプリングと3段のスプリングスタンドで、細かな調整を行えます。
また、フットバーの角度やプーリーバーの高さ、ヘッドレストも好みに応じて調整可能。どんな体格にもフィットしやすいうえ、初心者でも扱いやすい設計です。
分解・組立が可能なため、搬入経路が狭い場合でも導入しやすいのが魅力。木の質感にこだわったデザインを採用しており、ナチュラルな木目とキャリッジカバーやヘッドレストのブラックと相性抜群です。
カラーはホワイト・グレー・ブラックの3色展開。フレーム部分にはオーク材を採用しています。
折り畳むことができ、折り畳み時は456x1170x660mmとコンパクトに収納できるのも魅力的なポイント。
フットバーが前後にスライドするクリニカルタイプ。フットバーに合わせてスプリングステーション・キャリッジストッパーが可動するため、子どもから大人までさまざまな体格の人が使用できます。
なお、レザーのカラーはブラックから他の色への変更が可能です。
設計・製造・ノウハウにこだわってつくられたマシン。メーカーは独自のプログラムで制御された全自動加工旋盤機によって精密な製作を心がけています。
フットバーは6段階調節可能。プーリーの位置も変えることができます。
高い性能と汎用性、安全性を兼ね備えたマシン。ジョセフ・ピラティス氏の独創的な設計と現代のテクノロジーを融合させたデザインです。
「PPSデラックスリフォーマー」のほか、「Mveリフォーマー+タワーシステム」や「アーティストリーコンバーチブル」「アーティストリーFWS」などをラインアップ。
業務用レベルの高い耐久性を確保しながらも、手の届きやすい価格を実現したピラティスリフォーマー。
こちらの「CRP-100」のフレーム素材には、ホワイトメープルを使用しています。また、シートカラーはブラック・ホワイト・グレーから選択可能。
ピラティスリフォーマーをお得に購入するために、割引やセールについての情報をチェックしておきましょう。
たとえば、インストラクター割引の有無やまとめ買い割引など。まとめ買いをすることで送料を節約することもできます。また、セールや特売品などの情報もこまめにチェックしておくことで、お得にリフォーマーを購入できるでしょう。
ピラティス開業を行うにあたって、利用できる補助金制度があるかもしれません。たとえば「中小企業新事業進出補助金」では、マシン購入費や内装工事費などさまざまな経費が補助対象。そのため、補助金制度の情報もチェックしておきましょう。
※第1回公募は既に公募期間を終了しています。
中小企業新事業進出補助金は、既存事業とは異なる事業に挑戦する中小企業を支援する補助金制度です。たとえば、飲食店を営む企業がピラティススタジオを開設した場合、補助対象となる可能性があります。
補助対象経費は、機械装置やシステム構築費などのほか、建物費や運搬費など幅広いのが特徴。ピラティスマシンの導入費用も補助してくれます。
なお、補助金額は、補助下限額を750万円として、従業員数に応じた補助上限額を設定しています。
マシンピラティスを導入・開業するのに
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※選定条件:2024年4月20日現在、Googleにて「ピラティスマシン」で検索し、公式サイトが表示される上位11社をピックアップ。その中で、以下の特徴を持つ3社を紹介します。
・lulubalance…マシンピラティスの主要マシン「リフォーマー」の価格が、開業・導入に必要な備品が6つ付いても最も安いため(247,500円(税込)※リフォーマー単品の価格)
・ピラティスマシンFactory…最も納品スピードが早いため(入金後約1週間)
・Flight Pilates…カラーが選べる箇所と、組み合わせの数が最も多いため(192通り)